りこぴんの日日是好日

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パウンドケーキ~義母たか子さんの思い出~

 

毎年暮れになると義母が30~40本焼いて知人に配っていた、思い出のパウンドケーキが2種類あります。
友の会の会員だった義母たか子さん(仮名)が、数十年前にほかの会員さんとともに友の会のイベント等で焼いて売っていた、友の会のレシピのパウンドケーキです。
頼まれて喫茶店に卸していたこともあると話していました。
もちろん配っていただけでなく、自宅用にも焼いてくれましたし、わたしには、あげたい人があったらつかってと言ってくれて、わたしの知り合いにも好評でした。

友の会のお料理の先生をしていたたか子さん。
若いころは、いろいろなところに教えに行っていたらしいです。
わたしがまだ独身のころ、友達から「自宅でお料理教室をしている人がいて、やめる人がいないと入れないけど、空きの曜日がでたからやらない?」と声をかけられました。
友達の友達がお料理教室の生徒さんでした。

月に3回、1日に3人まで、作業を分担するのではなく、全部の工程をそれぞれが行う、月々のお月謝のほかに、毎回の材料費はその時かかった分を払うので毎回違う、もちろん自分でやめたい時にやめられるけど、先生の方から「あなた、もう大丈夫だから卒業していいわよ」と言われる、などと聞いてすぐにやりたいと思って、友達3人と習いはじめました。

はじめてみての特徴は、お料理の前に今日つくるレシピを手書きで書き写すこと。
それから、主菜、副菜のほかに必ずお菓子もつくること。
こどものおやつを手づくりでつくれるようにということでした。
甘いものは好きなのでうれしかったのですけれど、食事のほかにお菓子もつくるとなると、当時は20歳代でしたが、仕事が終わった後、たしか18時からはじまったので、体力的にハードなこともありました。

その時教わった中のひとつが、オレンジピールのパウンドケーキ です。
自分たちがつくったパウンドケーキがこんなにおいしいなんてびっくりしました。
プレゼント用に焼いたりもしました。
ただ、主人と結婚してからは、義母が焼いてくれるので、義母が亡くなるまで、部分的に手伝うことはあっても、20年近くつくったことはありませんでした。

義母が亡くなったあと、義母がお世話になった方たちに差し上げたいと思ってつくることにしましたが、あまりにブランクがあったので、何回も練習しました。
バターとよく混ぜるはずの砂糖を入れ忘れて、最後に加えたり、たまごを加えたら分離したり、よく焼くとおいしいとあったので、焼きすぎて少しこげくさいかな、ということもありました。
でもおいしかったです。夫には「パサパサ」と言われたこともありましたが、わたしにはおいしかったです。
最近はしっとり焼くこともできるようにもなりました。
あまり細かいことは気にしなくても、それなりにおいしくできます。
あらためてレシピをご紹介しますので、ぜひつくってみてください。

我が家の思い出のパウンドケーキが、あなたのお家の思い出のお菓子になったらうれしいです。